深夜レンタカーを借り、数人である街へ向かうことになった。一人仕事が終わるのが遅かったため暫し時間を持て余していたが、概ね予定の時刻に合流することが出来た。程なくハイウェイに乗ったが、運転をしていた者が腹を空かせていたため僅か20分ほどで最初のサービスエリアへ入ることとなった。暫し休憩を取り、気を新たに出発した。ブライアンセッツァーや、シャネルズ、ご機嫌なロックンロールをBGMに果てしなく続くハイウェイを飛ばした。徐々に夜が明け、薄らと明るくなった車窓からは富士山がそびえ立っているのが見えた。いい旅になりそうだと思いながら、程なく私は眠気に襲われた。寝てるか起きてるかの狭間でBGMは止むことなく響いていた。
『どこに行けば 俺はたどり着けるだろう』
ふと目を覚ますともう朝で、そこは既に他県だった。着いたらとりあえず朝飯を食べようということになり、何を食べようかと考えた。朝定食のようなものがいいという意見で概ね一致したが、幾度か行ったその街の記憶では、早朝から開いている店が果たしてあるのだろうかという疑問が湧いた。疑問を抱えながらハイウェイを降り、ひた走っていたが、とあるチェーン店的な定食屋を発見した。早朝だったが奇跡的に営業しており、迷うことなく入店を決めた。我々の求めている朝飯がそこにはあった。
朝食を食べ終え、少し仮眠をとることとなった。河原に行く者と漫画喫茶に行く者で別れ、私は漫画喫茶に着いた。車を降りたときふと違和感を感じた。上着が無い。私は革ジャンを定食屋に忘れたことに気付いた。直ぐに店に電話したところ、無事見つかった。しかし動く気力が無かった私は先に仮眠をとることにした。眠りから覚め、定食屋へ上着を取りに行った。店員のおばちゃんに尋ねたところ、すぐに出てきた。
『かっこいいレザージャケットねぇ。』
そのおばちゃんから不意に革ジャンを褒められ、なんとも不思議な気持ちを抱えながら店をあと後にした。
Inside boundブース
MAJIK!
二日目はうどん屋からスタート。
弁慶には遭遇しなかった。
MAJIK版画。
ACT x A.F.P
antagonista punkrock orchestra
with MAJIK.
POGOTOWN ユウ君&マリコちゃん
TURTLE ISLAND
皆々様、お疲れさまでした。
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